色で重さを感じさせるテクニック。

色彩

apple

知ってましたか?
実は色にも《重さ》があるんです。

え!
それって何グラム?!

いえ、具体的な数字はさておき、テクニックで見た人の感覚を左右させることができます。

その方法のひとつが《明度》です。

以前にも少しお伝えしましたが、明度とは《色の明るさ》のこと。

例えば、木の葉。
太陽に当たっている部分と影の部分。
影がかかってるほうが暗いですよね。

明るいほど白に近づき、暗いほど黒に近づきます。

そして、重さとの関係は

・明るい=軽い
・暗い=重い

となります。

いいかえてみれば、

軽い→さわやか、カジュアル、若々しさ

重い→重厚感、落ち着いた、大人っぽい

といったキーワードを連想させられますね。

なので、赤でも、例えば《高級感》を出したいなら、ワインレッドのように暗い赤。

桜のはなびらのような明るい赤では、アピール力が弱いです。

逆に、若い女性向けのカジュアルなwebサイトであれば、ワインレッドは落ち着きすぎ。

同じ赤、同じ色でも、まったく違うメッセージを潜ませることが出来るのです。

ちょっと意識して、いろんなサイトを見てみてください。

たくさんの色を使っているようで、案外「明度が違うだけ」に気づくかもしれませんよ!

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